日野地区に数百年の昔から伝えられている獅子舞で、「六斎念仏」「人形芝居」などと深い繋がりを持っていると言われています。
「巣垣きの舞」「乱曲の舞」「床几の舞」「地巣籠りの舞」の計五曲からなり、別名『六斎念仏獅子』と呼ばれています。地方色豊かな死しないは、村の子孫繁栄と五穀豊穣を願って奉納されます。
この獅子舞は、日野地区の春日神社が明治四十一年に高向神社に合祀されて以降、宵宮には日野地区春日神社跡(現在のみのでホール)で舞われ、翌日のお昼頃に高向神社に奉納されます。
力強く、しなやかで、笛や太鼓の音のリズミカルな音がパワーを注ぎ、見るものを圧倒させる素晴らしい舞です。
★「宵宮」<br />・日時:2016年10月7日(金) 19時~21時<br />・場所:日野コミュニティセンター みのでホール 多目的室
西代神社の境内に、緋色の敷物を敷いた二間半四方の舞場を設け、四方に斎竹を立て注連縄を張り、その中で神楽が行われます。
神楽は、鳴物・舞方・後見役で構成され、笑いあり、ハラハラあり、目が離せません。河内長野市指定無形民俗文化財になっています。
享保十七年、西代藩主本多忠統(ただむね)が、河内西代藩陣屋から伊勢神戸に転封された際、その徳をしのんで西代神社に奉納したのが始まりと言われています。
この神楽は伊勢神楽系統の代表的なもので、その演目は計十曲から成り、獅子役と囃子方は、紺の着物に茶褐色の袴という揃いの服装で、真似師と言われる道化役のみ別の服装です。
2016年10月7日(金) 19時~21時