旧長野・古野の一部を氏地とするこの神社は、長野戎としてもよく知られています。
江戸時代中期の頃までは、木屋堂宮・牛頭天王宮とも言われ、明治元年に長野神社と改称されました。
本殿は重要文化財に指定され、室町時代末期の建築と考えられています。
10月中旬の秋のまつりには、古くから伝わる「タイマツタテ神事」が行われます。
これは、神社境内に用意された直径1m50cm高さ約5mの大松明に点火する荘厳な祭りです。
なお、境内の一角にあるカヤの木は、大阪府の天然記念物です。
境内にはケヤキの大木や、河内長野市の保護樹木に指定されている立派なイチョウもあります。
<長野神社>
河内長野市長野町8-19