赤坂上之山神社は、河内国錦部群の総社として奈良時代に行基菩薩の発願により、今から1250年前の神護景雲元年(西暦767年)に創建されたと伝えられています。
正八幡宮の社名のもと、人々には上宮(かみのみや)と呼ばれ産土神として尊崇されてきており、本殿は江戸時代の文化年間に建てられたもので、応神天皇の御遺髪が埋められているとの言い伝えがあります。
隣接する興禅寺と共に神仏混淆の遺構が現在も完全な形で残されており、全国でも数少ない貴重な神社です。
境内には、さざれ石に囲まれ八幡宮と刻された大きな石や、特異な形をした百度石等が存在し、神域の息吹が漂っています。(赤坂上之山神社パンフレットより)
拝殿には天保六年の相撲図絵馬や天保十二年の相撲板番付が奉納されており、河内長野で江戸時代から大坂相撲が興行されていたことを伝える貴重な文化財です。
☆今年は赤坂上之山神社御鎮座壱千弐百五拾年式年大祭が開催されます。
■祭典:平成29年9月3日(日) 午前9時30分 斎行(受付9時~)
■奉納行事:午前11時より
【吟詠】
吟道神水吟詠会会長 浦上水憲師と会のメンバーの方々
一、赤坂上之宮を拝す・・・・・浦上水憲師
二、秋思の詩・・・・・神水吟詠会のメンバーの方々
【日野地区獅子舞】☆河内長野市指定無形民俗文化財
日野地区獅子舞保存会のメンバーの方々
<赤坂上之山神社>
河内長野市美加の台1丁目25-2
◎アクセス
・南海高野線「三日市町」駅より徒歩25分
・南海高野線「美加の台」駅より徒歩20分
・南海高野線「三日市町駅」、「美加の台駅」より南海バス「美加の台団地線」に乗車し、「上之山神社前」下車徒歩5分