盛松寺は、「与通のお大師さん」として広く親しまれてきました。
もと西高野街道に面しており、石段を登って、楼門をくぐると正面は本堂で、本尊は弘法大師であり、
高野山より伝えられたという弘法大師御影が秘仏として所蔵されています。
本堂は間口六間奥行四間で、屋根は入母屋桧皮葺で、前に唐破風の向拝があります。
弘法大師が「冬至に、柚子味噌を作って食すると疫病にならない」と伝えたという伝承があり、
それにちなみ12月21日(終い弘法)に柚子味噌が参拝者に配られます。
7月から8月にかけて、境内ではきれいな蓮の花が観れます。
<盛松寺>
河内長野市楠町西1211