この神社は、石清水八幡の神体を勧請したと言われ、その創建はかなり古く、鎌倉時代にはすでに隆昌していて、田畑の寄進を受けています。同神社に伝えられている湯釜は、延元5年(1340)の銘のある古いもので、府の文化財に指定されています。
さらに毎年、1月6日に近い日曜日に、石清水八幡から勧請した日として同神社の氏子により対岸の大杉(勧請杉)と川をはさんだ柿の木の間にしめ縄を架ける神事があります。
その他、境内には樹齢300年を越えると思われる「いちょう」の大木があり、大阪府の天然記念物に指定されています。
<流谷八幡神社>
河内長野市天見2211