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地域情報

『油屋跡』

 昔の旅人は、1日に8里(約32km)ほど歩いたといいます。大阪から高野山までは16里で、大阪を朝出発すると、夕方に着くのが8里目の三日市町周辺でした。そのおかげで三日市町周辺は宿場町として栄え、中でも「油屋」は江戸時代に、本業は菜種油の製造・販売を営みながら、高野詣の本陣格の旅籠(旅館)として有名でしたが、戦後交通網が発達し、高野街道を歩いて参詣する人が減少し衰退してゆきました。   
 幕末の文久三年には、天誅組の一団が油屋で一泊したあと、観心寺 後村上天皇陵、楠木正成公の首塚に参詣して尊皇攘夷の成功を祈願し五條へ向かったそうです。

 風情のある高野街道を、ゆっくりと散策するのも楽しいですね。

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