河内長野市天見にある蟹井神社は天喜2年(1054年)の創建と伝えられています。祭神は天武天皇、応神天皇、神功皇后です。
毎年秋の大祭には神輿の巡行があります。前日の宵宮では、島の谷・見坂・茶屋出の各地から、高提灯を立てて祇園囃子を歌いながら行列になって氏子たちが神社へ向かいます。幻想的な風景です。
行列が宮入した後、境内で「湯立神事」が行われます。大きな釜でお湯を沸かして、お供えの後、神主が榊や笹の葉を熱湯に浸して、氏子たちに振り掛けます。
翌日、秋祭り例大祭当日、氏子たちが御神輿を担いで、御旅所まで歩きます。
昔から大切に受け継がれてきた、秋の実りの風物詩ですね。
◆宵宮祭
・2016年10月8日(土) 夜8時頃から高提灯行列・9時ごろ「湯立神事」
◆例大祭
・2016年10月9日(日)午後2時ごろから御神輿巡行
★詳細は蟹井神社HPをご覧下さい。