花の文化園では、この季節「セツブンソウ」が花を咲かせます。
セツブンソウは、名前の通り2月の節分が近づくと地上に姿を現し、すぐに花を咲かせます。その姿は繊細で、薄紙様の花びらに見えるものは実はガクで、雄しべの淡いブルーとの対比も美しく、寒さに耐えて咲く様子は清らかで美しいです。
花の文化園では、梅園の遊歩道沿いに約200株を植栽しており、1月31日には4~5株の開花が見られました。
梅園の梅も咲き始めています。梅見しながら足元の可憐な花にも目を留めてみて下さい。
【セツブンソウ】
日本原産のキンポウゲ科の多年草。
絶滅危惧種に指定されており、自然の中では姿を見ることが難しくなっています。早春に出芽・開花し、初夏には地上部が枯れて来春まで休眠します。花時の草丈は5㎝前後ですが、花後にやや伸び10㎝近くになることがあります。(花の文化園スタッフより)
★花の文化園へのアクセス、花の開花状況など詳しくは花の文化園公式HPをご覧下さい。