花の文化園では、「つる性植物の女王」と言われるクレマチスが見ごろを迎えています。
春になるとアーチやフェンスなどに蔓ををからませながら、空間を立体的に彩る人気のクレマチス。バラとともに多くの園芸雑誌でも取り上げられています。
花の文化園では、クレマチスガーデンをメインに約300品種600株以上のクレマチスを栽培しています。これだけ多くのクレマチスを観賞していただける場所は関西でも珍しく、5月初旬から中旬頃でであれば早咲き大輪系クレマチスの交配親となった日本原産のカザグルマ(Clematis patens)も観ることができます。
花の咲く時期は品種によって異なりますが、4月中旬から5月中旬にかけては大輪の花を咲かせる早咲きのクレマチスが見ごろです。それに続いてテキセンシスや遅咲き大輪系などの四季咲きのクレマチスが6月中旬にかけて見ごろを迎えます。ぜひ魅力的なクレマチスを観に足を運ばれてはいかがでしょう♪
花の文化園では、バラ園のバラも見ごろを迎えています。
バラ園で期間限定のcafeがオープンしますよ♪美味しいコーヒー&ケーキセットがいただけます♪
【ROSE TEATIME】
■開催日時:2017年5月27日(土)・28日(日)、6月3日(土)・4日(日)
■開催場所:バラ園
☆花の文化園へのアクセス、イベント詳細などは花の文化園公式HPをご覧下さい。
【クレマチス】
ギリシャ語のKlema(つる、巻きひげ)が学名の由来になっています。
クレマチスの魅力はなんといっても花が変化に富んでいることですが、花弁のように見えるのは蕚片(がくへん)が変化して色がついたもので、雄しべとのコントラストも見所のひとつです。北半球を中心に約250~300種が自生しています。日本に自生するクレマチスの仲間で最も美しいのがカザグルマ、他にハンショウヅルやセンニンソウなどがあります。テッセンは中国原産の原種のクレマチスのひとつで、カザグルマとともに交配親として使われ、多くの素晴らしい園芸品種が誕生しました。(花の文化園スタッフより)