2017年7月19日(火)
天野山金剛寺へ行ってきました。
平成21年から始まった平成の大修理でその姿を拝見することが出来なかった「金堂」が美しい朱色になり深緑に染まる境内に鮮やかな姿で建っていました。
今年(平成29年)3月に、ご本尊である「大日如来坐像」、脇侍の「不動明王坐像」「降三世明王坐像」の三体が国宝に指定されました。来年(平成30年)3月27日に「落慶法要」が予定されており、ご本尊もそれまでにはお戻りなられるそうです。(詳細につきましては、お寺にお尋ね下さい。)
現在は、「大日如来坐像」「不動明王坐像」は、京都国立博物館、「降三世明王坐像」は、奈良国立博物館で保管展示されています。
夏の陽差しの中、境内では、蓮の花がきれいに咲いていました。
天野山金剛寺では南朝の御在所(摩尼院)と北朝の御在所(観蔵院)が同時期に存在したという歴史があり、貴重な文化財が保管されています。
観蔵院は、美しい庭園と共に拝観することができます。
<天野山金剛寺>
大阪府河内長野市天野町996
TEL:0721-52-2046