天野山金剛寺では、平成21年より始まった金堂の修復が完成の日を迎え、楼門を入ると目に鮮やかな朱色に染まった金堂の姿を見ることが出来ます。
来年3月27日には『落慶法要』が予定されており、本日(12/7)京都国立博物館で保管展示されいた「木造大日如来坐像(国宝)」「木造不動明王坐像(国宝)」が本堂(金堂)へお戻りになられました。
白い布に包まれたお姿が楼門をお入りになられる時には、観衆から感嘆の声が上っていました。
大日如来坐像は天を見つめ合掌されたお姿で、不動明王坐像は前を見つめたお姿でそれぞれ金堂へお戻りになられました。
来年1月11日には、奈良国立博物館で保管されている『木造降三世明王坐像(国宝)』がお戻りになられるそうです。
見上げるときれいな空が広がっていました。
お戻りになられるにふさわしい日和でした。
*搬入作業見学会のお問合せ先
河内長野市役所 ふるさと文化財課:0721-53-1111
<天野山金剛寺>
河内長野市天野996
TEL:0721-52-2046