廃線跡コース

廃線跡コース_特急こうやが走る風景

 河内長野駅を出発し、天野酒の酒蔵前を通り、高野街道を走ります。三日市町駅までは広葉樹林風景や、宿場町の風情を楽しめます。三日市町から廃線跡に入るところは注意が必要!新町橋の交差点からR371を南に行きます。100M程の進んだ場所の左手側に、新町町内会館という小さな建物があるので、そこを左折。その後、踏み切りを渡って右へ入ると、廃線跡の道に入ります。廃線跡には、線路の廃材を使った柵など知る人ぞ知る見所有り。春には桜、夏は鮮やかな緑、秋は紅葉、冬は雪と四季を色濃く楽しめるルートです。あとは観心寺を見て、下りながらゴール。

コース情報

  1. 河内長野市観光案内所

    9:00 滞在時間目安: 20分

     河内長野市の玄関口ともいえる、河内長野駅。駅前のバスロータリーがある方の出口を出て、ノバティながの南館1階にある観光案内所でまず自転車をレンタルしましょう!
     観光案内所では、市内の観光地のパンフレットがほとんど手に入るうえ、常駐の観光ガイドから穴場情報も聞けるかもしれません…!サイクリング前に観光情報を集めてからサイクリングに繰り出せば、より楽しめること間違いなし!

    • 自転車
    • 約15分
    • 2.2km
  2. 三日市宿跡

    9:35 滞在時間目安: 10分

     高野街道には、東高野街道、西高野街道、中高野街道があり、この3つの街道は河内長野市内で合流します。
    河内長野市三日市町には、高野街道沿いに「三日市宿」という宿場がありました。
    そこには多くの旅籠があり、その中でも油屋は大名や旗本が宿泊する本陣として使われていました。
    江戸時代には多くの人が高野山だけでなく観心寺や金剛寺にも参詣するようになり、三日市宿は宿泊客などでたいへんにぎわいました。
    現在でも八木家住宅などが残っており、当時の様子をうかがうことができます。

    • 自転車
    • 約10分
    • 1.9km
  3. 美加の台駅

    9:55 滞在時間目安: 0分

     地図で示されたルートと美加の台駅前の道は段違いになっているため、美加の台駅には行けませんが、ここからコースの目玉、廃線跡にいよいよ突入です。緑に囲まれたコースに心癒されながら、澄んだ空気をたっぷり味わってください!

    • 自転車
    • 約15分
    • 2.3km
  4. 千早口駅

    10:10 滞在時間目安: 5分

     美加の台駅付近にある22mの下り坂の後は、緩やかな坂を上っているので徐々に疲れてくるかもしれませんが、天見川と線路に並走しながら、雑木林や棚田のそばを走り、喧騒から離れた風景に心まできれいになっているのではないでしょうか?
     ルートからは外れますが、千早口駅から2分ほど進むと松明屋というお堂があります。「粽大師松明堂」という表札が掲げられているとおり、粽にまつわるエピソードが残されています。弘法大師空海がこの地の住民にちまきをふるまってもらった際に、お礼として永代不滅の祈祷を行ったそうです。その後、弘法大師が伝えた製法で作られたちまきを食べると、病が治ると言われ、高野山参詣者がよく立ち寄ったそうです。

    • 自転車
    • 約25分
    • 5.0km
  5. 観心寺

    10:40 滞在時間目安: 40分

     701年に役小角(えんのおづぬ)が、「雲心寺」と称して開き、815年弘法大師が如意輪観音菩薩(国宝)を刻まれました。これを本尊として弘法大師の高弟・実惠(じちえ)が修験道の寺院であった雲心寺を整備し、825年、山号を檜尾山、寺号を観心寺に改めたのが寺の中興であるとされています。南北朝時代の武将・楠木正成の幼少期の学問所としても知られ、南朝ゆかりの寺としても有名です。ほかにも金堂(国宝)や、建掛塔(重要文化財)など文化財も多数所蔵されており、春の梅や桜、秋の紅葉、冬の雪景色など四季折々の風景も楽しめるので、一年を通じて多くの参拝客が訪れます。

    • 自転車
    • 約5分
    • 0.9km
  6. 葛ノ口バス停

    11:25 滞在時間目安: 0分

     くずの口バス停前の交差点を左折して、笠松稲荷神社・清見台方面に向かいます。道なりに進むと、2つ目の信号を過ぎたところから約70mの下り坂になっています。スピードの出しすぎに注意しながら、気持ちよく坂を駆け下りてください。

    • 自転車
    • 約5分
    • 1.6km
  7. 烏帽子形八幡神社

    11:30 滞在時間目安: 20分

     山の形から名前が付いたという烏帽子形山の中腹にある神社で、かつて存在した烏帽子形城の守護を祈って建てられたといわれています。室町時代の1480年に河内源氏の末裔・石川八郎が建立し、本殿は国の重要文化財に指定されています。江戸時代初期にこの地の領主で最後の烏帽子形城主とされる旗本甲斐庄喜右衛門正保が神社の修繕をしたと記録に残っています。

    • 自転車
    • 約15分
    • 2.1km
  8. 河内長野駅

    12:05 滞在時間目安: 60分

     お疲れ様でした!河内長野駅から千早口駅まで、かつて線路が敷かれていた廃線跡も通りながら走り終えました。観光案内所に自転車を返して、そのまま案内所で特産品やグッズを選ぶもよし、駅周辺にはお土産を買ったり、食事ができる場所が多くあります。このページの下にある周辺観光スポットを参考にしていただき、サイクリング終わりの過ごし方も考えていただければと思います。
     お昼時なのでお昼ご飯にオススメのお店も少しご紹介。日本料理の名店「喜一」、日本人の口にも合うようにインドネシア人シェフが作った本格かつリーズナブルなインドネシア料理を頂ける「BALI COFFEE」、自転車の専門店でありながら生地作りからこだわっているピザを自転車が飾られた店内で食べられる「ACT WITH」など、様々なジャンルの食事をお楽しみいただけます!