加賀田神社
神社の創建時期は不詳ですが、現在の本殿は、元禄16年(1703)頃に建立されたと言われています。
本殿は、河内長野市指定文化財となっています。平成28年(2016)に本殿の修理が行われ、本殿の壁面を彩る花や動物(馬や鳥)など、描かれた当初の美しい彩色が蘇りました。この絵は、江戸時代に描かれた絵を、明治15年(1882)に二見村(現・奈良県五條市二見)の絵師・大西安太郎が描き直したもので、エメラルドグリーンやウルトラマリンブルーなど当時の舶来合成顔料が使われています。当時の極彩色絵画の面影を留めている社殿は大阪府でも貴重な文化遺産です。