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地域情報

岩湧寺

 岩湧寺は、大宝年間(701~704)に、修験道の開祖 役小角(えんのおづぬ)が開基したお寺です。
山伏たちの修験道場として栄え、境内には本堂と多宝塔があります。
 本堂は、正面柱間三間、側面柱四間の規模で、屋根は宝形造、現在は銅板葺で、正面中央一間に向拝をつけ、周囲に縁をめぐらし、縁柱をたてる。様式的な点から考えて江戸時代初期のものと考えられる。
 多宝塔は、三間二層で、本尊の大日如来坐像とともに、国の重要文化財に指定されています。大日如来坐像は、桧材寄木造で像高88.7cm、金剛界像で智挙印を結び、平安時代末期の作と言われています。
 同じ塔内の愛染明王坐像は鎌倉時代の作で、市指定文化財です。現在はどちらの像も、堺市博物館に寄託されています。
 この寺は、始めは天台宗でしたが、明治に融通念仏宗に帰依し現在に至っています。
 境内のカヤの大木は、河内長野市の天然記念物に指定されています。

  岩湧の森の中に建つ『岩湧寺』は、豊かな自然の中に在り、春はやまぶきやしゃくなげ、初夏の頃はあじさいやささゆりが咲き、夏の終わりから初秋にかけて、シュウカイドウの花が咲き誇り、寺の周辺の森がピンクの花の色に染まります。
 とても美しいです(*^^*)

<岩湧寺>
河内長野市加賀田3824番地
<岩湧の森 四季彩館>
河内長野市加賀田3822-1
TEL:0721-63-5986
開館時間:10時~16時30分
休館日:月曜日

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