観心寺へ行ってきました。
深い木々に囲まれた境内は、心地よい風が吹いていました。
百日紅の花が、きれいに咲いていますよ。
静かな金堂で、ゆっくりと深呼吸し手を合わせると、心が凛と清々しくなります。
森からは蝉の大合唱です♪♪
観心寺は、奈良時代の初め(701年)、役行者によって開創され、平安時代、弘法大師空海により、如意輪観音像を彫刻し本尊としました。この『如意輪観音菩薩』は国宝で秘仏になっていますが、毎年4月17・18日のみ本尊が御開帳されます。大師は寺の造営を一番弟子の実恵に任せられ、その後真言密教の修行寺院、歴代天皇の祈願所として、また高野山と奈良、京都の中宿として発展しました。南北朝時代、後醍醐天皇は、楠木正成を奉行として『金堂』を造営されます。この『金堂』は、大坂府下最古級の国宝建造物です。境内には、『楠公建掛塔』(重要文化財)、『鎮守堂』(重要文化財)、『北斗七星塚』、『後村上天皇陵』、『楠木正成首塚』などがあります。