もうすぐで、3月3日の桃の節句ですね(^^♪ご家庭ではもう飾られておりますでしょうか。
今回は河内長野市立ふるさと歴史学習館で2023年2月11日(月)から『おひなさん』企画展示のご紹介です。
まずは天保13年の『おひなさん』のご紹介です。こちらは木綿問屋の初節句の娘の為にあつらえたものだそうで、大変状態が良く情緒のある雛飾りです。
お内裏様、お雛様のお顔立ちも優しく、作者の方の丁寧な仕事が光っている作品で見ていて引き込まれました☆
御殿飾りもかなり立派なのですが、直す時は折りたたんで収納出来るそうですΣ(・□・;)
次にご紹介する『おひなさん』は昭和16年代のものです。こちらは一風変わった雛飾りでお内裏様のお姿がお公家様のような白いお顔ではなく、小麦色をしており頭が月代のように剃られております。
スタッフの方にお伺いしたところ、恐らく武家であったのではないかとの事でした。
2枚目からの『おひなさん』はお内裏様とお雛様の座る位置が1枚目とは異ります。
大正天皇が先進的な考えであった為、世界の男女の並びに習って逆になったのではないかとの事でした。
または日が昇る東側は崇高な方角との事でお内裏様の位置が向かって左側(雛飾り側から見て右側)になったのではないかとのお話もございました。
様々な諸説があり、それらを語りながら見るのも楽しいですね(^▽^)
1枚目にご紹介致しました天保16年のお雛様の周りにある道具は木綿問屋の方から譲り受けた方が少しずつ集められたそうで、それらの小さな台所用品のみを展示されている箇所もございます。
女の子が遊んだり、お料理の練習をしたりしていたそうで、まな板には切り傷、釜には煤等の実際に使用した後がありました。
小さな子供が遊んでいる所を想像すると、とても微笑ましいです♪
また御殿飾りとは元々関西で流行っていたおひなさんの飾り方のことで、お人形を並べて楽しむものだったそうです。(※画像5枚目参照)
今の形の段飾りが全国的に主流となったいきさつは百貨店で販売した形が段飾りだったそうで、その形で瞬く間に広まったとの事でした。
他にもこちらではお伝え出来ていない事がまだまだたくさんございます。
是非とも足をお運びになって時代や風景の異なる『おひなさん』に会いに行ってみて下さいね☆
昨年とは違った飾り方をされているそうで、昨年来られた方もお楽しみ頂けます。
スタッフの方が本当に詳しくわかりやすく丁寧に説明してくれます(^^)お子様にもおススメです!!
入館料は無料です。
●開催期間:2023年2月11日(月)~3月26日(日)、午前9時~午後5時(入館は4時半まで)
●休日:祝日以外の月曜日・祝日の翌日、※2月12日は開館しています。
●入館料:無料
【ふるさと歴史学習館】
住所:〒586-0036大阪府河内長野市高向2230-5
Tel:0721-64-1560 FAX:Fax:0721-64-1900
↓↓↓【近隣情報】↓↓↓※ふるさと歴史学習館から徒歩約7分、車で約2分で到着します。
◆【道の駅 奥河内くろまろの郷】
住所:大阪府河内長野市高向1218-1
TEL:0721-56-9606
FAX:0721-56-9607
◆農産物直売所「あすかてくるで河内長野店」
TEL:0721-52-3733
営業時間:9:30~17:00
定休日:木曜日、年末年始休業
◆奥河内ビジターセンター
(特産品販売コーナー、情報コーナー、多目的スペース、イートインコーナー)
営業時間:9:00〜17:00
◆地産地消レストラン
営業時間:10:30〜14:00
◆花の文化園
住所:〒586-0036 大阪府河内長野市高向2292-1
電話:0721-63-8739
FAX:0721-63-8741
メール:info@gfc-osaka.com
HP:http://gfc-osaka.com/
開園時間:9:30~17:00