花の文化園のモミジ谷のミズバショウ展示園でかわいいツクシが顔を覗かせ始めています。
「土筆(つくし)誰の子、杉菜(スギナ)の子♪」と、歌われるようにツクシの本体はシダ植物の一種「スギナ」で、ツクシの部分は子孫を残すための胞子を作って散布する役割をもち、俗に言う緑色をしたスギナの部分は光合成をまかなっています。
ツクシが熟すとツクシの頭の部分から緑色の胞子が風に乗って飛び散り、胞子は乾くと綿埃のようにふわふわになり、湿ると粉状になる特徴があって、観察すると楽しい植物です。
ツクシは筆のように見えることから漢字では「土筆」と書き、山菜として利用されたり、おままごとに使われたりと古くから親しまれてきた植物で、暖かい春の到来を知らせてくれる身近な植物でもあります。(花の文化園スタッフより)
春の訪れを喜ぶかのようにつくつくニョキニョキ伸び出したツクシ♪ 梅園の梅の花もそろそろ見頃を迎えようとしています。春を感じに、花の文化園へ足を運ばれてはいかがでしょう(*^-^*)/
近隣施設でも、素敵なイベントやワークショップを開催していますので、お気に入りを見つけて楽しい春の一日を過ごしてください♪