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田園風景―高向地区―

 9月に入り、とても過ごしやすい毎日です。
奥河内の風景も、秋の気配を感じるようになってきました。
見渡してみると、稲穂がりっぱに育っています。
 半月もすれば、黄緑色から黄金色に変わって行きます。
 豊かな実りの風景ですね~。

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 10月4日(日)開催されます”岩湧の森まつり”開催にあたり、岩湧寺本堂の特別公開と、客殿にて写経体験が開催されます。  
この機会に、貴重な文化財をご覧になり、静かな時間を持ってみるのもいいですね。
 本堂前に建つ『多宝塔』は、重要文化財に指定されています。  
境内には、樹齢500年以上の榧(カヤ)や杉、桧の巨木があり、カヤの樹は、河内長野市指定天然記念物になっています。

<写経体験>
◆開催日時:10月4日(日) 10時~13時
◆開催場所:岩湧寺客殿
◆体験料:500円

<本堂特別公開>※無料
●十一面観音像 ●不動明王 ●役行者坐像

   岩湧寺の本堂は、河内長野市指定文化財です。 正面は柱間三間、側面は柱間四間で周囲に縁がめぐらされています。かつては檜皮葺きであったが、現在は銅板葺きとなっている屋根は、四角錘状で、頂部に宝珠を飾った宝形造という形式です。また正面が前方に長く伸び庇を兼ねており、この庇は向拝と呼ばれています。 様式、意匠から江戸時代初期に建てられたものと考えられます。本堂の内陣須弥壇上には、室町時代後期の作と考えられる厨子があります。

<十一面観音像>像高67.2㎝
 本堂の本尊。寺伝では弘法大師作と言われています。木造、玉眼嵌入、肉身部金泥塗り、衣部漆箔仕上げ。左手に蓮華を挿す華瓶をもち、右手には長谷寺本尊の流れを引く長谷式十一面観音の目印である錫杖を持つ。

<不動明王像>像高114㎝
 室町時代~江戸時代、火炎光を背に、二童子を従えて岩座に立つ。木造、彩色仕上げ。右手に宝剣、左手に羂索を持つ。頭部は巻毛、左肩に弁髪を垂らし、天地眼、牙上下出と、平安中期に成立して後、広く不動明王の通規の姿として流布した「不動十九観」に説く形状である。
<役行者像>像高95㎝
 葛城修験の開祖、役行者(役小角)の肖像である。木造、玉眼嵌入、彩色仕上げ(肉身部は肌色)。初老の少し痩身に表現されるのが一般的であるものの、本像は達磨さんのような豊満な壮年に造るのが異色である。

<岩湧寺>
河内長野市加賀田3824番地

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岩湧の森 行者の滝

 岩湧の森の「いにしえの道」を岩湧寺を目指して上ってゆくと、左手の森の中に『行者の滝』を見ることが出来ます。  
ゆっくりと山の道をゆくと、森の気配に包まれます。  
鳥の音色、虫達の羽音、風のささやきが聴こえてきます。
  夏の終わりから初秋にかけて、シュウカイドウの花が咲き誇り森の中はピンク色に染まります。  
9月中頃からは、岩湧山頂上のススキの色もピンク色に変わって行きます。
 岩湧の森 四季彩館では、今年開設20年目を迎え、楽しいイベントが企画されています♪

☆詳しくは四季彩館HPをご覧下さい。

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