月輪寺
鎌倉時代に製作され、檜の寄木造で座高は97cm、光背には40本の光明があらわされ、府指定文化財となっています。
本尊薬師如来を安置する本堂の正面に「瑠璃殿」と横書きした額があり、「河州錦部郡三日市村月輪寺縁起」という巻物が伝わっています。
それによると平安時代の初め頃に、長野村に住んでいた諸越長者という人が、弘法大師から薬師如来を与えられ大切にしていましたが、長者が亡くなると、妻が郷里の三日市に戻り、そこにお堂を建てたのが月輪寺の起こりと伝えれらています。
本堂は毎年6月8日に公開されます。