701年に役小角(えんのおづぬ)が開き、当初は「雲心寺」と称していました。815年弘法大師が如意輪観音菩薩[国宝]を刻まれ本尊とし、「観心寺」と改め、大師の筆頭弟子実恵(じちえ)が伽藍造営し、高野山と京都の中宿として発展しました。南北朝時代の武将である楠木正成の幼少時の学問所でもあり、南朝ゆかりの寺として有名です。寺に伝わる文化財は、和様に禅宗様の建築要素を取り入れた折衷様の代表として有名な金堂[国宝]や重要文化財の楠公建掛塔など多数あります。また、春の梅や桜、秋の紅葉、冬の雪景色など四季折々の風景を楽しみに一年を通じて参拝客が数多く訪れています。
https://kankou-kawachinagano.jp/spot/detail.cgi?id=1平安時代に弘法大師が当地方を巡錫(じゅんしゃく)の時に建立し、自ら地蔵菩薩の尊像を刻んで安置したのが起源と伝えられ、江戸時代にこの地に生まれた浄厳和尚(じょうごんわじょう)が20余年間高野山にて修行の後中興し、薬樹山延命寺と号した。当地には古来薬草が多く、また浄厳の父道雲は医術の心得があり、よく難病を治したので、父への感謝の心もあって薬樹山と号したと云われています。また、浄厳は五代将軍綱吉をはじめ諸大名の帰依を受け、幕命により江戸湯島に霊雲寺を創建しています。
この寺は、紅葉の名所としても有名で、特に樹齢1000年とも言われるカエデの巨木は弘法大師御手植えと伝えられ、夕日に映えるその美しさから「夕照(ゆうばえ)もみじ」と呼ばれ、府の天然記念物に指定されています。また、もみじ山には西国三十三ヶ所の観音石仏が勧請されており、晩秋[10月下旬〜11月下旬]の満山は美しい紅葉につつまれます。もみじ山は大阪府立公園に指定されています。
烏帽子形八幡神社は、本殿が文明12年(1480)に建立されたもので、現在国の重要文化財に指定されています。
また、現在は里山として親しまれている烏帽子形公園には、かつて河内国守護畠山氏の城があり、戦国時代には激しい戦いが繰り広げられました。現在でも空堀、土塁、曲輪(陣地)の跡を見ることができます。中でも周囲を巡る大規模な空堀は山城としては珍しく、本史跡の特徴となっています。山城は国史跡に指定されています。
館内まるごと展示スペースのふるさと歴史学習館では、時代をさかのぼる常設展示室をはじめ、エントランスも収蔵庫も見どころ満載!勾玉作りなど7種類の歴史体験はいつでもOK!土器の復元作業も見学できるかも・・・
https://kankou-kawachinagano.jp/spot/detail.cgi?id=31平成2年9月に開園した花の文化園は、花と人との関わりの場として誕生しました。四季折々の花が楽しめる装飾花壇をはじめ、洋ランや熱帯植物等が観賞できるピラミッド型の大温室、ボタン園、バラ園、あじさい園等、色彩豊かな花々が園内を飾っています。また、各種イベントや園芸などの講習も開催されていて、見るだけでなく参加する楽しさも味わえます。
https://kankou-kawachinagano.jp/spot/detail.cgi?id=34道の駅 奥河内くろまろの郷には、奥河内ビジターセンター、地産地消レストラン、JA大阪南農産物直売所「あすかてくるで河内長野店」が併設されており、また周辺には、大阪府立花の文化園・森のサテライト木根館-kinkonkan-河内長野市林業総合センター・河内長野市立ふるさと歴史学習館などの施設が充実した、食べて・遊んで・体験できる、家族みんなの笑顔があふれるエリアです。
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