寺の名が示すように、こんもり茂った松林のなかに土塀をめぐらし、静かなたたずまいです。表門を入ると、正面に本堂があり、向かって右手に観音堂・不動堂と立ち並びますが、いずれも小規模な3間堂でわずかに本堂が大きい。観音堂は最近の建立です。本堂は、桁行3間、奥行4間半の規模で、正・側面3方に縁をめぐらした宝形造、本瓦葺の建物で江戸時代後期の建立です。
https://kankou-kawachinagano.jp/spot/detail.cgi?id=79盛松寺は、「与通のお大師さん」として広く親しまれてきました。もと西高野街道に面しており、石段を登って、楼門をくぐると正面は本堂で、本尊は弘法大師です。弘法大師がお立ち寄りになられた時、当時流行していた疫病を鎮めるため、お祈りをされ、「柚子みそ」の製法を村人に伝えられたという伝承が残っております。本堂は間口六間奥行四間で、前に唐破風の向拝があります。
https://kankou-kawachinagano.jp/spot/detail.cgi?id=80十三仏板碑2基、地蔵菩薩像1体、観音菩薩像1体からなり、現在は原町地蔵講によって祀られています。2基の十三仏碑は寛政11年(1634)原町の庄屋・俵屋が施主となり制作したもので、20世紀初頭までこの地にあった阿弥陀寺にありました。
https://kankou-kawachinagano.jp/spot/detail.cgi?id=81旧長野・古野の一部を氏地とするこの神社は、長野恵比須としてもよく知られています。江戸時代中期の頃までは、木屋堂宮・牛頭天王宮とも言われ、明治元年に長野神社と改称されました。本殿は重要文化財に指定され、一間社流造、正面に千鳥破風と軒唐破風をつけた檜皮葺で、室町時代末期の建築と考えられています。10月中旬の秋まつりには、古くから伝わる「松明立神事」が行われます。これは、神社境内に用意された直径1m50cm高さ約5mの大松明に点火する荘厳な祭りです。なお、境内の一角にあるカヤの木は、大阪府の天然記念物です。
https://kankou-kawachinagano.jp/spot/detail.cgi?id=5享保三年(西暦1718年) から続く河内長野の酒蔵。
蔵元、西條合資会社が作る地酒は芳り高く醇らかで、酒通からも高い評価を得ています。
烏帽子形八幡神社は、南海高野線河内長野駅と三日市町駅の中間地点、国道371号線西側の烏帽子形山の中腹にあり、河内長野市のほぼ中心に位置しています。建立は室町時代の文明12年[1480]、重要文化財に指定されています。本殿は入母屋造で身舎は円柱。正側面三方に縁をめぐらし、正面中央に木階五級をつけ、擬宝珠高欄を備えています。また、神社がある烏帽子形山には、楠木七城のひとつと伝えられる烏帽子形城跡もあり、土塁や空壕などが残されています。
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