国登録文化財 南天苑本館は、大浜公園(堺市)にあった娯楽保養施設「潮湯」の家族湯の建物を、昭和10年(1935年)に南海電鉄による天見温泉の開発にともなって移築されたものです。「潮湯」の建物は、当時建築界の大御所であった辰野金吾博士が設立した「辰野片岡設計事務所」による設計です。現在は内観が一部改装されていますが、大正・昭和初期の建築様式をしのばせる温泉宿として使用されています。
https://kankou-kawachinagano.jp/spot/detail.cgi?id=39蟹井神社の秋まつりは、10月上旬に行われ、多くの人を迎えて賑わいます。天見の見坂・茶屋出・島の谷の3地区から高提燈を仕たててこの神社に集まり、祇園囃子を唄いながら参拝するさまは、にぎやかな中にも荘厳さがあります。本殿前にたくさんの提燈を立てかけ、続いて湯立神事がはじまります。また翌日には、若者たちが神輿を繰り出し祝いますが、境内の一角にある老松に力いっぱいぶつけるさまは勇壮です。
https://kankou-kawachinagano.jp/spot/detail.cgi?id=83石見川地区の住民で運営されている採水場で、葛城修験道をひらいたとされる役行者にちなんで「行者湧水」と称している。年間を通してたいへん多くの利用者があり、時には行列ができるほど。リピーターも多い。となりに直売所があり、地元産の「ふきの佃煮」や椎茸、こんにゃく、漬物、季節の農産物を販売している。無料休憩所やトイレも併設。
https://kankou-kawachinagano.jp/spot/detail.cgi?id=7 当家は、元庄屋で、紀州公鷹狩りの際には本陣になった家とも伝えられます。この住宅は、「なんど」の形式や柱間装置など古様で、木割も太く、年代の古さを思わせますが、一方、各部の仕上げや構造手法に進歩の跡がみられ、江戸時代初期の建築と推定されています。この住宅は、当地方の中堅農家の典型的四間取り民家の貴重な存在として、重要文化財の指定を受けています。
※通常は非公開になっています。
大阪の森林で生まれ育った木は、やっぱり地元で使ってほしい。森林を育てるだけでなく「製品」にして、直接消費者まで届けられるシステムを。そんな思いからこの施設が生まれ、地元産のスギ・ヒノキ材「おおさか河内材」を生産しています。
上岩瀬地区の住民で運営されている地元のこだわりが、たくさんつまった加工所です。季節のジャムや佃煮、塩糀といった加工食品に加え、季節の野菜とかまどで炊いたふっくらとしたご飯、手造りのお総菜がついた、友邦弁当を提供しています。地元河内材の優しい木の香りにつつまれた休憩所も併設しています。